(第299回演奏会)
■ ピアノ連弾による交響曲演奏会
東京藝大 角野教授門下生16名による
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・ピアノ連弾の交響曲の生演奏を初めて聴きました。4手によるピアノ、斬新でした。良い企画をありが
とうございました。演奏者の皆様の良い意味での若者の演奏、これからの将来性を感じ、楽しみだと思
いました。またブラームス第3のスケルツォの演奏2人によるものとは感じられないほどぴったりで、
又感性的にもすばらしい演奏で心に響きました。ブラームス第4の演奏もすばらしく息が苦しくなるほ
ど胸に響きました。素晴らしい演奏をありがとうございました。
・ラフォルジュルネの丸の内演奏会にて藝大の皆さんの演奏いっぱい聴いたのですが、角野クラスの
演奏が無いのが残念でした。本日は地元で聴けて良かった。
・角野先生のお話しが大変楽しく参考になりました。シューマンは5番の躍動感良かったですね。しかし
ブラームスの曲想の大きさ、華麗で豊かな表現力に圧倒されました。勿論その曲に立ち向かう若い芸術
家の真摯な姿勢にも胸打たれました。
・角野先生の解説でクラシックにおける連弾の意味がよくわかりました。素晴らしい演奏でピアノという
楽器の深さが改めて伝わって来ました。とても心に残る演奏をありがとうございました。また今日の収
穫は角野先生のソフトで品の良い語りを聞けたことでした。久しぶりに日本語の優しさを感じさせてい
ただきました。
・オーケストラをイメージしないで聴くと新鮮な響きで楽しめました。ピアノはもう少しピアノに・・・
(シューマン もう少しメリハリがほしい。編曲?) ブラームスのほうが合っているような気がした。
楽しめました。可能なら指揮者との共演?を聴いてみたい。
・若い人達のひたむきな演奏を楽しませてもらいました。晩年のブラームスが美しい自然の中でどんなこ
とを感じ、どんな眼差しで見ていたのか想像しながら聴いていた。今の自分の思いも重ねあわせながら
角野先生の優しい語り口のお話しがとても聞きやすくもっと聞きたいほどでした。
・ピアノ連弾はあまりなじみがなかったが、とても迫力があり音楽に引き込まれていった。