(第310回演奏会)

阿見真依子 ピアノリサイタル(5月12日)

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  • どの曲もすばらしく思いました。ショパンの大曲はごちそうを頂いた気持ちです。途中でお話をしていただいたことも身近に感じられました。トロイメライはうるうると感情が溢れて来ました。
  • スクリャービンはほとんど聴く機会がないので良かったです。肉声の解説もありがたかったです。 

    薄緑のドレスが清楚な感じでとてもステキでしたし、感性の豊かな方だと思いました。

  • 変化のある曲目と素晴らしいタッチの中に優しさが秘められた演奏で、ゆったりと楽しませて頂きました。松井コンサートはほぼ毎回出かけておりますが、暖かな手作りコンサートにいつも感謝しております。今後も毎月楽しみにしております。阿見さんにはまた登場して下さると嬉しいです。
  • コンパクトで席間にも十分ゆとりのある環境で聴けたことに感謝致します。チケット価格もとってもリーズナブルで驚きです。阿見さんは初めてお聴きしましたが、フレッシュで心がこもっていて素晴しい演奏でした。機会がありましたら是非また聴きに行きたいと思います。ショパンのソナタはやはり聴きごたえがあり感動しました。聴いている方々も上品で、演奏後に間をおいてからの拍手はとても良かったです。
  • しなやかな動きの中で、繊細な音から迫力のある音までとても素敵でした。
  • バッハの演奏も是非お願いします。演奏者の手が見える位置で動きを見られるのが楽しかった。素晴しい演奏でした。
  • 真に誠実で、音楽に幸せが宿っています。大変気持ちの良い演奏会でした。今後もご活躍を!!
  • ショパンの舟歌が聴きたくて来ました。小さな子供がいますがどうしても聴きたかったので夫に預けて来ました。子供が生まれる前、ピアノをずっとやっていていつかこの曲が弾けたら良いなと思っていましたが、子育てや家事に追われ、病気にもなり、ピアノを弾く時間も無くなって忙しい毎日でしたが、今日、舟歌を聴いて今までとは違う色々な風景が見えるような気がしました。ショパンのソナタは優しくて心に残る演奏でした。これからも頑張って下さい。
  • 短い時間に欧州を旅している気持ちになりました。スクリャービンは圧巻で、西風が大地の嵐ならソナタは魂に吹き荒れる嵐でした。若い頃の私だったら重すぎて親しめなかったかもしれませんが、今は共感できる事も多く、文学と同じように年齢によって違う聴き方ができるものだと思いました。阿見さんのショパンが私は好きです。
  • やさしくきめ細やかな音色で、表現力も素晴らしく、楽しめました。ショパンのソナタの第3楽章は心のひだの陰影を表現するようで、深く感銘を受けました。
  • ソナタ第3番は素晴しかったと思います。まだお若いですし、これから社会的経験、日常の喜びや悲しみを通して人間的にももっと成熟された、5年後、10年後の阿見さんの演奏を楽しみにしたいと思います。
  • 久しぶりに生の音楽を聴かせて頂きました。すばらしいです。お話はもう少しはっきりとお願いします。
  • ショパンがとても心地よく胸に響きました。すてきな旋律でゆったりした時間を過ごせました。

(第309回演奏会)

長尾春花 ヴァイオリンリサイタル(4月14日)

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  •  動と静のメリハリ、研ぎすまされた演奏、求道者みたいでした。聴いているだけで何かを達成したような爽快感を覚えました。バルトークもこの様な演奏をしてくださる方がいて、天国からにこにこしているのではと感じました。
  • バルトークの音楽は初めて聴きました。難解に感じましたが、長尾さんの心を込めた演奏に少しずつ引き込まれていき、お話を聞いてバルトークという人に興味も湧き、もっと知りたいと思いました。こういう世界もあることを知ることができて大変嬉しく思いました。
  • いつもは目をつぶって聴く音楽ですが、無伴奏は目を見張って聴く事になりました。若く、美しい音楽のミューズが、圧倒的技量で音を紡ぐ様から目を離せませんでした。バルトークをこんなに聴いたのは初めてです。音楽は生まれた土地や国の賜ものでしょうから、音楽で旅に連れて行かれたようでした。メロディーには、憂愁と不安、安らぎと緊張が続き、バルトークは天下を取った事のない国の音楽家だと思いました。
  • 当初思っていたのと違って、こういう演奏会もあるのだと認識を新たにしました。演奏者のお話を聞くと、奏者の人柄、曲への思い入れが良分かり、大変興味深かったです。
  • 無伴奏ソナタは初めて聴きましたが、長尾さんの解説を聞いて納得しました。バルトークに対する想いの伝わる素敵なコンサートでした。
  • バルトークへの愛があふれる、とても感動的なリサイタルでした。長尾さんのお名前だけは存じあげていて、1度聴いてみたいとかねがね思っておりました。演奏も、人間性も素晴らしく、楽しませて頂きました。
  • オールバルトークのコンサートなんか聴く機会はありません。最近でこそ、バルトークも色んな傾向の曲があって、それなりに聴けるなって思いになってきましたが、前なんかひどかった。聴けないって思いが強かった。長尾さんの演奏でバルトークがとっても身近に感じられるようになりました。
  • とても意欲的なプログラムで聴き応えがありました。バルトークばかり4曲というのはちょっと疲れましたが、無伴奏ソナタは素晴らしかったです!真摯にバルトークと向き合っていらっしゃる事が、演奏やお話から伝わってきて、感銘を受けました。
  • 春花さんの真にせまった緊張感、迫力のある演奏、ピアノも素晴らしく、今日は初めてバルトークの世界を聴かせて頂きました。
  • ふだん余り聴く機会の無いバルトークの作品をしっかり聴く事が出来ました。思いのこもった演奏で実に良かった。
  • ピアノを普通サイズのグランドピアノにして欲しい(今のものでも充分素晴らしい、充分満足ですが)。

(第308回演奏会)

ルミエ サクソフォン カルテット コンサート(3月10日)

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  • サックスの素晴らしさを改めて認識しました。編曲物も素晴らしかったが、オリジナル曲は一段と感動しました。これからもオリジナル曲の普及にご努力をお願いします。貴カルテットが大ブレイクすることを期待しています。
  • 余りお聴きする機会が少ないカルテットですが、一人一人の音の聴きわけが出来ました。変化に富んだ曲目を選曲していただきましたので、とても楽しめました。タンゴ・ヴィルトゥオーゾは、チャップリンの無声映画が頭に浮かびました。
  • サクソフォン四重奏にはオリジナル曲だけで十分に勝負できる曲がある程度集まっているので、編曲ものに頼らずに、オリジナル曲だけのプログラムを今後推進していただきたいです。グラズノフの曲は得難い体験でした。アンコールのフィリップ・ガイスは、スティーヴ・ライヒを思わせるところがありました。グラズノフのヴァリエーションの内容など、メンバーによる曲目解説が丁寧で良かったです。
  • 四人の女性たちの演奏に感動しました。サクソフォンに今まで興味がありませんでしたが、これから演奏会では、しっかり聴いてみたいと思います。小さなホールで演奏者の息づかいが聞こえるカルテットの魅力を改めて知りました。
  • このカルテットの最も素晴らしい点は、各声部の音の出し入れが絶妙なことです。聴かせるところは主張し、引くところは引く、お互いの連携が素晴らしいです。ただ、惜しむらくは、音に「艶」が欲しいです。頑張ってください。
  • スラップタンギングや表現が独創的で音楽性が高かった。最後の曲は4つの楽器の個性が出ていて、とても楽しかった。サックスというとテナーが中心のことが多かったので、このカルテットにめぐり合えてよかったです。リードのソプラノとアルトが負けないよう掛け合ってやっているところが良かったし、女性には大きな楽器で大変なのだろうに、低音のタンギングも大きな音が出ていて凄い。ソプラノはクラリネットのように指が動いていて素晴らしかった。また聴きに行こうと思っています。ホールはちょうど良い大きさと音の響きでよかった。
  • 奏者の人柄、信頼感溢れる素晴らしい演奏でした。美しいハーモニーを安定した技術に、ただただ息をのむばかり。幸せな一時を有り難うございました。アンコール素晴らしかったです!
  • 素晴らしかった。楽しそうな演奏、力強い演奏に、94歳の老母も楽しく体を動かしました。
  • 日常に聴く機会のあまりない楽器の演奏でしたので、とても興味深く聴きました。素晴らしい音色を十分楽しませていただきました。
  • サクソフォンそれぞれの音色を堪能致しました。
  • タンゴ・ヴィルトゥオーゾを聴きたかったのですが、可愛い曲で、かっこ良くて、素敵でした。四人の美女たちの共演がとても曲とマッチしていました。
  • とても素晴らしい演奏でした。若くて、きれいな方々で、見ているだけでも幸せでした。

     

以下、中学生からのコメントです)

  • 私は、サックスをやっていませんが、とてもためになるお話をありがとうございました。曲の音色がとてもきれいで、4つの音がうまく重なっていて、すごくよかったです。音がきれいすぎて、途中でねむくなって、よく聞こえてない時があったのが、残念でした。初めてこのような会に参加しましたが、こういうのも楽しいと思いました。次も参加したいです。
  • 初めてプロの演奏を聴き、サクソフォンがとても美しいものだと改めて感じました。サクソフォンの四重奏で、速い連符も美しくてすごかったです。クラリネットの音色をよく聴いていたけど、サクソフォンもとても良いなと思いました。見ていて心が引き込まれてしまうような素敵すぎる演奏で、聴いていてとても心地良かったです。4人の息がぴったり合っていて、とてもすごいと思いました。とてもうっとり聴けました。
  • 指揮者がいないのに4人の演奏がそろっていて素晴らしいなと思いました。それぞれのサクソフォンに魅力があり、感動しました。
  • 聴いたことのない曲が多かったけれど、とても楽しめました。タンギングの話は凄いなと思いました。サックスに興味を持つことが出来たよい機会でした。どの楽器の音色もきれいで、吹いてみたいなと思いました。
  • 初めてSaxのカルテットを聴きましたが、1つ1つの楽器の音がしっかり聞こえて、聴いていて、とても楽しかったです。

(第307回演奏会)

末永 匡 ピアノリサイタル(2月10日)

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  • とても柔らかいお声で解説などとても素敵で嬉しいことでした。演奏素晴らしかったです。又、他の作曲家もお聴きしたいです。
  • 休符にも演奏者の魂がこもっていて演奏の深みを感じました。
  • 音がきれいでした。曲、作曲者の話が分かりやすく、どの曲もとてもすてきでした。またお聴きしたいです。
  • 素晴しい演奏会でした。リストを聴いている頃にはうっとり心地良い思いでした。今、私は親の介護をしています。そのちょっとの間を抜けて久しぶりのコンサートに出掛けてきました。安らぎを頂きありがとうございます。前回の時と今回で2度お会いできとても嬉しく思っています。
  • ベートーヴェンからリストに至るドイツ音楽の流れは西洋史の激闘を聴くようで、アンコール曲のトロイメライが鎮魂曲。彼の地に思いを馳せた一時でした。感謝!
  • 感動を超える大演奏家をお招き頂きありがとうございました。演奏家の方にお話し頂くと、親近感も沸き和やかな気持ちで演奏を楽しめました。
  • ミューズより演奏者が間近で増々親しみがもてました。クラシックは常日頃、CD,DVD等で聴いていますが、やはり生は最高です。末永さんのファンになりました。次はショパン集も良いですね。
  • 素晴しい演奏です。語り口も興味あります。今後とも益々ご活躍お願いします。特に最後のリストは力強く、迫力があり、心に響きました。
  • 本日は魂の演奏を有難うございました。演奏前の解説がとても分りやすく、その後の演奏を聴いていくと、曲の凄さと演奏者の魂の力強さを感じました。人生とは生存するという事ですね。素晴しいエネルギーを頂きました。
  • 末永さんが音楽活動の普及に努めておられる事はうれしいですね。
  • 熱演にとても感動しました。こんなにもベートーヴェンが深く深く染み入ったのは初めてのような気が致します。今まで毎日、音楽を聴いて過ごさなかったことを勿体ないことと思いました。残された日々は常に音楽と一緒でありたいと思いました。
  • 初めて松井クラシックを知りました。新聞で知り、演目に惹かれてきました。感動しました。これからも度々来ようと思います。
  • ベートーヴェンは大好きな作曲家です。私もいずれ耳が聴こえなくなる病気です。この曲は多分こんな気持ちで日中の不安の時、床に就いた時の眠れない夜の思い、日々の雑踏の中での煩わしさや悲しみ流しながら、音を心にとめました、ありがとうございました。ここにベートーヴェンが降りてきたような気がしました。応援したいです。  
  • 末永追っかけファンの友人から長年お勧めがありましたが、今日ようやく演奏を聴く機会を得て大変満足です。ベートーヴェン、シューベルト、ブラームスと曲想のことなる名曲を演奏し、軽やかで重厚なピアノのタッチに大変感動しました。熱演でした。まさに所沢在住の″ピアノの魔術師“です。有難う!!
  • 末永匡先生の楽曲説明も大変勉強になりますが、その説明されるお声も声優さんの様にステキでした。いつの間にか、ピアノのメロディの奥深さにうっとりと時間が過ぎてしまいました。
  • クラシックの良さに目覚めてこの演奏会に来ました。メロディが覚えられない曲を繰り返し聞いてそのうちに口ずさめるようになれたら良いのだと思って、リストの曲目のあるコンサートを追いかけています。もちろん入場料が大きな制約ですので、今後も何卒リストの楽曲を選択してくださるようお願いします。
  • 末永さんの演奏、いつも素晴しくダイナミックな音楽に心動かされます。大ファンです。又、ベートーヴェンやブラームスのお話しも大変興味深く楽しく聞かせて頂きました。松井クラシックの会にまたご出演ください。
  • 現在ピアノ教室を開いていて生徒と聴きに来ました。悲愴、月光が聴けました事は、これからのピアノ練習に非常に参考になると思います。ブラームスの間奏曲は大学時代の試験に弾いた曲で懐かしく聴かせて頂きました。
  • 実に、実に、感動いたしました!! 末永さんご自身のトークにより曲の解説を頂きそれにまつわるエピソードをお聞きして楽しかったです。「悲愴」「月光」の作曲の頃から耳が聞こえなくなり、そのあとからなぜあの名曲が生まれたのか、心の中で音色が聞こえていたのでしょうと語り、その思いで「悲愴」の力強さと「月光」の希望といった迫力のある演奏、あるいはリストのように、力強く、ご自身の手が壊れてしまうような演奏を聴かせて頂き、涙があふれて止まりませんでした。
  • 末永さんのコンサートは2回目です。とんでもなく素晴らしい演奏です。「悲愴」「月光」、人間技とは思えない演奏です。曲前のトークも非常にgoodです。作曲家の意図、イメージが理解でき楽しみが倍増!! 今度はチャイコフスキーのピアノ三重奏曲「ある偉大なる芸術家」を聴きたいものです。感謝。
  • 夢の中の様な音に包まれて素敵でした。
  • ピアノの音が割れていたのが残念。素晴しい演奏をされた奏者が御気の毒でした。
  • 所沢在住の末永さんとこんな身近な所で演奏をお聴きできて大変嬉しく光栄でした。またの機会を楽しみにしております。お体を大切にご活躍ください。
  • トークが苦手とおっしゃっていましたが、分かりやすく感動的なトークですばらしかった。

(第306回演奏会)

第三回 新春邦楽演奏会(1月13日) ~善養寺恵介プロデュース~

  日吉章吾(筝)、阪元沙有理(筝)、佐藤公基(尺八)、善養寺彩代(ピアノ)

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  •  年の初めに相応しく、日本人の感性を甦らせて貰いました。前半はひらがなの名筆の味わい。後半の善養寺さんの尺八は独自の宇宙感で幽玄の妙、見事な演奏でした!!
  • 邦楽の演奏をじっくり聴く機会がなかったのですが、本日は大満足です。先生の解説で更に理解が深まったように思います。尺八の音を美しく感じたのも初めてでした。日本のお正月を満喫しました。
  • 邦楽をちゃんと聴いたのは初めてです。箏の演奏の肉体労働にびっくりしました。
  • 素晴らしい演奏が安価なお値段で聴ける演奏会があるとは驚きです。演奏前の解説がとても分りやすく曲の理解に役立ちました。
  • 善養寺先生の解説で曲の背景や歴史を知ることができ有意義でした。日本の古典楽器はお正月のBGMでよく聞きますが、こちらで聴くと全く別のようでした。
  • 「鶴の巣籠り」一曲を聴けただけで最高に幸福でした。古典ファンも数こそ少ないですが、いつも楽しみに拝聴していることを分かってください。
  • シリーズ3回とも聴かせていただきました。毎回善養寺先生の詳しい解説を聞き、曲の深さと親しみを覚えます。五段砧は特別に素晴らしい合奏で感服しました。尺八本曲を二曲も聴く機会に巡り合えました。滅多にないことでした。ピアノとのコラボも大変良かったです。すべて感動しました。
  • 特に箏の音色に強く感動しました。胡弓は生演奏を聴いたのも初めてでした。
  • 地区公民館の催として立派です。尺八の多様な音の変化に感心しました。
  • 邦楽がこんなに素晴らしいと改めて感じました。こうして生演奏に触れることが少ないので大変感動いたしました。
  • 久しぶりに聴く邦楽はやはり良いですね。知っている曲、昔習っていた曲に会えるのは嬉しいものです。一年の初めによい邦楽を聴けて、今年一年間よいことがありそう。
  • 善養寺先生のお人柄が伝わるトークも楽しませて頂きました。プログラムもバラエティーに富んでいて楽しかったです。
  • 若い邦楽演奏家の方々の演奏に感動しました。今回で邦楽の演奏会が終了というのは残念です。ピアノと和楽器の取り合わせも他ではなかなか聴けない体験をすることができました。
  • 邦楽企画、是非続けて下さい。善養寺恵介さんの独奏がとりわけすばらしかった。ピアノと和楽器()の組み合わせは難しいとおもいますが尺八が入ったこと、ピアノが頑張りすぎないことでうまく溶け合っていたように感じました。
  • 奥の深い解説を聞きながら演奏を聴かせて頂き、六段の調、千鳥の曲、2部もとても素晴らしく思いました。もっと長く長く続けていただきたい強い思いです。
  • 今年で終わることは残念です。年に1回若い人にこのような機会があることは良いと思います。千鳥の曲素晴らしかったです。「春の海」楽しく聴かせて頂きました。是非また聴かせて頂きたいです。
  • 若い方の尺八も素晴しかったし、善養寺先生の尺八は人生の深みを感じました。ピアノと和楽器のコラボ、新鮮でした。アレンジも美しかったです。新しい試みも、次の世代にメッセージが伝わったと思います。日本の音楽を世界へ向けて発信してください。
  • 五段砧が素晴らしかった。ピアノが入ると演奏が華やかになってとても良かった。来年もまた聴いてみたいです。
  • 若い演奏者の情熱的で力量ある演奏でした。ピアノの音の調整には苦心されたことでしょう。長い曲を見事に演奏しきった事に感心しました。ピアノと邦楽のコラボも難しいところがあると思いますが、今後も精力的に続けていただきたく応援しております。

(第305回演奏会)

野村梨沙 × 池山恵未 ピアノ・ジョイント リサイタル(12月9日)

 

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  • プログラムに分かりやすい解説があり、クラシックにあまり詳しくない私でも、とても楽しく聴かせて頂く事が出来ました。お二人それぞれの音楽づくり、音色など個性を存分に出されていて、素敵な時間を過ごさせて頂きました。
  • 前から一度来てみたかった松井クラシック、念願が叶いました。お二人それぞれ個性の違うピアノを楽しむ事が出来、満足しています。
  • モーツァルト、ショパン、ラヴェル、バッハ、ドビュッシーと盛りだくさんの内容で、感動しました。レベルのやさしい曲程内容が難しいと感じます。
  • 素直に素晴らしかったです。池山さんの「ラ・ヴァルス」は聴いたのは2回目だと思いますが、今日も素晴らしかったです。懇談会も楽しい話が聞けてよかったです。
  • 野村さんのモーツァルトはとても親しみがあり、嬉しかったです。ショパンも大好きで、気持ちがうっとり。ラヴェルは印象派らしく、音色の素晴らしさが出ていました。池山さんのバッハは、ラ↘ ↗ラーという独特の音色が出て来て、とても引かれる音律に感動しました。ドビュッシーは音色の深い響きと旋律が輝いていました。ラヴェルは時には激しく、元気を出せ、心配を吹き飛ばせ!と言っているようなすごい演奏でした。
  • 素晴らしい演奏に少し寝そうになりつつも、とても癒された2時間でした。公民館にここまで充実した設備があるのに驚いています。
  • お二人とも素晴らしい演奏でした。体力の必要な曲だと思いますが、曲の魅力を最大限に表現しようと努力しているのが分かりました。
  • 曲の間に解説もあって、とても分かりやすく楽しめました。お二人にラヴェルの曲があり、違いが興味深かったです。池山さんのラヴェルは、今まで知っているラヴェルとは印象が違うので、驚くとともに楽しめました。ラヴェルとドビュッシーの比較もすごく楽しかったです。
  • 飯能から来た甲斐がありました!ドビュッシー、ラヴェル改めていいなと思いました。有り難うございます。大きな刺激になりました。明日から頑張ってピアノの練習をします。
  • こんなに近い所で、レベルの高い演奏を聴く事が出来ました。途中で演奏者の解説が入るのも、楽しく勉強になりました。
  • 野村さんの溌剌としたラヴェル。池山さんの演奏は表情豊かで圧倒されました。バッハのモダンで生き生きした音楽、新鮮そのもの!! 力強いショパン。ドビュッシーの華麗さにも息をのむ思いでした。
  • ラヴェルの曲があんなに情熱的だったとは! 6歳の息子は「気持ちを込めて弾いていたところとジャラララララ!というところが良かった」との事でした。
  • 近くて、気軽に行けるのが有り難いです。お二人の衣装や弾き方が対照的なところや、曲や時代背景の説明がとても興味深かったです。
  • プログラムの詳しい解説が良い。懇談は曲の内容の理解、人柄が知れて良い。
  • 気軽に聴けるコンサートであるが、質の高い内容で、満足しています。演奏者との懇談会が良いです。
  • 二人の演奏家のペダルの使い方が異なっていて、興味深かった。

(第304回演奏会)

清水英理子 ヴァイオリン・リサイタル(11月11日)

 

  清水英理子(Vn)/ 森田愛矢(Pf)

  

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  • ぴったり呼吸の合った素晴らしい演奏に、感動いたしました。心から御礼を申し上げます。スプリングソナタは、何回お聴きしても、うっとりと、新鮮な気持ちが湧いて参ります。ベートーヴェン先生のお気持ちに最敬礼です!! イザイの無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番は、初めてお聴きしたのですが、驚きの声が出そうになりました。フランクの有名なヴァイオリンソナタ イ長調をうっとりと、心ゆくまで楽しみました。
  • 知っている曲が多くて、良かったです。最初の曲の最初の音が出た時、なんと柔らかく、優しい音かと安らぎました。
  • こんなに身近な場所(子ども2人と自転車で来ました。)で、本格的なクラシックを聴ける場所があり、うれしいです。最後に、演奏家の方にお話を聞ける事が楽しみです。ヴァイオリンを近くで聴いたのが初めてなのですが、細かなところまで、美しい音色で、本当にうっとりしました。
  • 演奏者の人も曲も素晴らしかったです。キラキラ輝いていました!!弾いている姿が楽しそうで、よかったです。
  • クラシックの海に浮かんでいるようで、いつのまにか感動の涙が出てくる良い心地でした。一服の清涼感も味わわせて頂きました。音楽を通して人の心に平和や感動を与え、双方共に感謝することが出来たように思います。このような別世界があることの幸せを有り難く思って、帰りの足取りも軽くなるようです。
  • 秋の日のヴァイオリン堪能させて頂きました。後半とアンコール曲が良かった!!イザイとフランクは出色。フランクは明るい中にも憂愁がある名曲で、30代後半の女性の色香の魅力!
  • 今までクラシック音楽に余り足を向けた事がなかったので、この度、この機会を楽しんでおります。大変良い時間を過ごさせて頂きました。
  • いつか聴いたことのある音楽が生で迫って来る。目を閉じて聴いていると、何故か子どもの頃、野山を駆けている姿や景色が思い出された。そのうち眠ってしまったようだ。なんだか損をしたような気になったが。まぁいいか。久し振りにプロのヴァイオリンの演奏を聴いたようです。
  • お二人の息の合った場面が素敵でした。
  • 地域でのコンサートを毎月重ね、300回以上も続けて来られて、素晴らしいと思います。たくさんの方のご努力かと思います。今日のヴァイオリンコンサートもとても素敵でした。前半のエルガーは今まで聴いたエルガーの中でも、とても大人っぽく印象的、後半はどんどん音が響いてきて、フランクは特に迫力がありました。
  • 後半のイザイとフランクが特に良かったと思います。
  • 清水英理子さんのていねいで、しっかりした、そして自由な演奏の接することが出来たと思います。このような立派な演奏会が近くで開かれたことに感謝します。清水様には、これからも多くの演奏会を開いていただきたいと思います。
  • 良く知っている曲も多々あり、楽しく素晴らしい二人の演奏を聴かせて戴きました。
  • 久し振りにクラシックを聴きましたが、力強いヴァイオリンの音色に休日のひと時を癒されました。これからも、機会があったら聴きたいと思いました。
  • 毎回参加したいのですが、介護の為、遠方にいることが多く、残念です。手軽に参加でき、じっくり味わうことのできるコンサートは少なく、参加するたびに感動しております。演奏者を直近に見、演奏を聴ける事は大変嬉しい事です。未来ある少女、少年の参加が少ないのが残念です。小中学校で、このようなコンサートが出来たら面白いと思いました。

(第303回演奏会)

フレッシュコンサート特別演奏会(10月14日)

  

   市村ひかり(Pf)/ 小友晶美(Sop)+ 小石暁子(Pf)/ 梅川侑里恵(Pf

 

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  • 市村さんのピアノは細い音の変化にスピード感があって若さを感じました。フレッシュな演奏でした。ソプラノの小友さんのお声は耳に優しく響きました。高音がとても美しく天空に伸びやかに通る感じがしました。日本の歌で良かったです。梅川さんのピアノはテンポも良く素晴らしい演奏でした!
  • 本日は妻と一緒に来ましたが、歌も演奏もすばらしくて、久しぶりに楽しかったです。次回も楽しみにしています。
  • 市村さんは長い曲を30分間弾ききり感心しました。すごいです。小友さん選曲はいずれも素晴らしい歌ばかりで感動しました。特に「おやすみ」「くちなし」「落葉松」。日本の唄は良いですね。
  • 若く力強いピアノと声量たっぷりのソプラノが素敵でした。
  • 若くて、生命力あふれる演奏会でした。シューマン「謝肉祭」は11曲シューマンの苦悩、喜びが交錯しロマンに満ちたすばらしい演奏でした。ソプラノの6曲はどれも日本らしくほっとする名曲ばかり。特に6曲目の「落葉松」は私の胸が高鳴り、ドキドキ、ドキドキして息苦しくなるほど素晴らしい歌曲でした。バッハのパルティータ第2番はさすがにバッハさん、特にかしこまって聴きました。スクリャービンのピアノソナタ第2番は、悪夢からさめて、喜びと希望に溢れてどんどん突き進んで行く、力強さと希望に圧倒されました!!

  • 楽しく聴くことができました。バッハの演奏を特に気持ちよく聴きました。歌曲は日本語の歌詞が良く伝わったと思います。

(第302回演奏会)

三浦友理枝 ピアノリサイタル

 

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  • 三浦さんを初めて聴いたのは随分前、NHKFM名曲リサイタル収録の時でした。意地悪な?進行役の加羽沢美濃さんの質問に的確な答え、すごく知的な方だなと思いました。所沢で、しかも松井に出演していただけるなんて、イキな方だと思います。音楽を語る語り口は実になめらか、ピアノと一緒に音楽を語っていますね、素敵です。
  • 選曲もユニークで新鮮でした。解説が親切で判り易く素晴らしい演奏会でした。ヨーロッパでは、何処でも何時でも鐘の音が聞こえて来て、演奏会場も例外ではないとの話。彼の地の歴史のリアルな重量感が感じられました。その歴史の重みは選曲された音楽家にも感じられて、今日は音楽を通して意外な感覚を得る事になりました。細い指先から驚くほど力強い演奏でした。ご活躍を祈念いたします!! 
  • 一曲ごとの丁寧な解説はとてもわかりやく、想像を膨らませ楽しく聴くことができました。とてもいいリフレッシュになりました。舟歌、それぞれに良かったです。
  • ピアノと三浦さんの表現したい思いが体と一体になってすばらしい演奏でした。物凄い練習量の賜物だと思いますが、才能そのものでしょうね。曲の解説がとても丁寧で演奏をお聴きするヒントがたくさんありました。演奏も解説もすべて暗記で素晴らしい記憶力でした。又、松井でお目に書かれればうれしいです。力量たっぷりなすばらしい演奏ありがとうございました。選曲がまた良かったです。アンコール曲も初めて聴いた曲でした。
  • ピアニストの指で、楽譜からオタマジャクシが跳ねて踊って泣いて、鍵盤の上の生き物の様です。プロの凄さを思い知らされたような気がします。
  • 三浦さんの生演奏をこの値段で聴けるのはとても有難いです。久しぶりの三浦さんだったので、とてもうれしいです。
  •  大変感動しました。解説が分かり易く、素人の私にも良く理解できました。続けて演奏されると、区切りが分らなくなってしまうからです。特にプロコフィエフなど前衛的な曲は私にとって理解できませんが、今日の曲は、解説も良くとても良かったです! 後半、特にチャイコフスキーの「舟歌」は良く知っていたし、ショパンは「舟歌の中でも金賞と思われます」とおっしゃっていたのが、ほんとうにうれしかったです。終了後のお話しもとても楽しかったです。 
  • こんなにお話が上手なピアニストの方は初めてです。プログラムの構成もよく考えられていてとても楽しめました。ピアノは音色が美しく余韻が素晴らしかったです。リャードフの舟歌は始めて聴きましたが、良い曲ですね。また松井クラシックにご登場くださることを期待しています

 

(第301回演奏会)

  ■ 須東 裕基 クラリネットリサイタル

    pf: 小澤佳永

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  • 心地よいクラリネットの音色に酔いました。表現の幅も広く、楽器の魅力を良く聴き取れました。クラリネットの講座も良かった。音域が広いのにびっくりです。小澤さんのピアノは何度目でしょうか。今回は木管の柔らかい音色に合わせ、違う演奏を聴かせて頂きました。

  • クラリネットの優しい音色が大好きです。本日の生演奏は、心から感動致しました。ドビュッシーの「第一狂詩曲」は、さわやかな美しい曲で、ヤン・ハーデルマンの曲はバスクラリネットで、うっとりしました。(バスクラリネットの大きいのには、目を見張りました。)ドヴォルザークの「我が母の教え給いし歌」は懐かしく思い、ローゼンブラットの曲は、幻想的でした。マーラーの3曲は、それぞれ明るく、軽快で、ブラームスのソナタは、全体的に温厚で、優しい中で、最後は、情熱的に激しい美しい曲で、この暑さを忘れて、聴き惚れました。有り難うございました!
  • クラリネットの柔らかな音色心地いいですね。「少年の魔法の角笛」はオッテンザマーのアレンジ監修とのこと。去年だか今年、オッテンザマーを日経ホールで聴いたので、余計に身近な感じで聴けました。
  • クラリネットの音がとても温かく、いい音色でした。ピアニストも、ドヴォルザークでは色彩が、リムスキー・コルサコフではリズム感が、聴いていてとても楽しかったです。
  • バスクラリネットを吹いているので、興味があり、参りました。「スポットライト オン バスクラリネット」の曲は以前から楽譜を持っていて、いつかやってみたいと思っていたので、参考になりました。演奏はとても軽やかで、かつ音色はしっかりと重厚で、理想的なクラリネットを聴く事ができました。勿論バスクラも同じように楽しめました。

     

  • 端正な演奏に癒されました。バスクラリネットの音域と曲想が、新鮮かつ深妙でした!!最後のアンコール曲が沁みました。

     

  • 須東さん、クラリネットの演奏有り難うございました。小澤さん、ピアノ海外生活後、立派な演奏有り難うございました。ご両名の更なるご発展と松井クラシックのご活躍を祈念申し上げます。

     

  • クラリネットの演奏会は初めてでしたが、楽しかったです。だんだんクラリネットの世界に引き込まれました。頑張ってくださいね。

     

  • 出来れば、違う雰囲気の楽曲がⅠ曲位あった方が良かったと思います。