(第329回演奏会)
■ 田原 綾子 ヴィオラ リサイタル (2月8日)
pf: 實川 風
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ヒンデミットのソナタは圧巻だった。ヒンデミットがヴィオラの名手という事は聞いていたが、こんな凄い曲とは思わなかった。新しい発見ができた。一流の演奏がこんな手頃な料金で聴けるのは本当に有難い。これからも時々来させていただこうと思う。フランクのヴィオラ版も良かった、新しい発見ができた。
田原さんのヴィオラ深い味わいのある音色、實川さんとのピアノが共に響き合って素晴らしかったです。こんな魅力ある、力強いヒンデミットを初めて聴きました。田原さんの人柄も出ているのでしょうがヴィオラが素敵でした。ピアノも最高でした。森円花さんの現代曲を又、聴かせてもらいたいです。フランクはまたまた感動しました。田原さんのヴィオラとピアノの實川さんの掛け合いが包み込むような幸せをもたらして下さいました。
初めてヴィオラという楽器を向き合って聴きました。それはすごかったです。私のこの楽器の地味で影が薄いという先入観は吹き飛んでしまいました。ヒンデミットの演奏ではまるで排気量の大きな車のエンジン音のようでしびれました。ヴィオラという楽器がこのように大きな音で迫力のある演奏があるんだと思いました。田原さんの演奏も素晴らしく、屈託のないにこやかな表情で登場し、表情豊かな演奏に魅了されました。實川さんとの息もぴったり私は今日から田原さんのファンになりました。
今日は聴かせていただいて本当に良かったです。繊細で美しく表情豊かなお二人の音がひとつに溶け合って素晴らしかったです。
チェロを趣味で弾いております。今、アルペジョーネソナタを練習中です。田原さんのヴィオラの音色で新しい世界が拓けました。歌わせ方とか曲の盛り上げ方など貴重で有難いヒントをいただけた気がしています。心の奥に響く音楽‼ 感動とあたたかさで打ちのめされた田原さんの演奏にはとてもとても及びませんが、大きな目標にかかげて練習してゆきたいと思います。
ヴィオラがいろんな音が出せるんですね。ピアノと一緒で楽しく聴かせていただきました。難しい曲もあったのですが、一緒に歌いたくなるような曲もあって楽しかったです。
長い間クラシック関係の音楽の仕事をしていました。そして「音友」演奏全般他、ミューズではなく近所にこうした企画のものがあるのはうらやましい限りです。やはりスタッフの熱意(努力含む)なのでしょうか。いつまでも続けて下さい。そのうちまた来ます。
とても濃厚なプログラムを2000円で聴けるのはお得だなと思いました。どの曲も素晴らしく、ヴァイオリンでフランクのソナタは何度も聴いたことがありましたけど、ヴィオラでのフランクのソナタはすごく良かったです。ヒンデミットのヴィオラソナタがすごく気に入りました。また田原さんと實川さんでリサイタルがあるとうれしいです。
ヒンデミット、フランク本当に素晴らしかったです。ヴィオラの魅力を教えて頂いたような素敵な演奏です。田原さんも魅力的な人柄ですが、ヴィオラを演奏されるときの表現力も素晴らしかったです。實川さんのピアノも素晴らしかったです。フランク最高でした‼ 機会があれば實川さんのソロも聴きたいです。来て良かったです‼
約200年位前に出来た楽器とお聞きするが、アルペジョーネ、チェロ、ヴィオラでも聴けるんだなと。このソナタは一度聴いただけで印象に残るおぼえやすい曲で、45年前にカセットに吹き込んで何回となく聴きました。実演に興味を持ちました。田原さんお元気で頑張ってください。
一番ポピュラーなアルペジョーネソナタで客をつかみ、ヴィオラの王道曲で実力を吐露し、とうまく構成されたプログラム。解説も本人が書いているわけだが簡素にして妙。我々一般人のレベルに合わせてくれるのですっと入る。
初めて聴く曲目ばっかりでしたが田原綾子さんの全身で奏でる気迫溢れる演奏につい吸い込まれてしまいました。特にAoideはもの凄い迫力でした!! 又、演奏後の綾子さんの優しい笑顔はとても素敵です。素晴らしい演奏会をありがとうございました。
「これはイイ!!」ヴィオラの音色の落ち着きと華やぎと静寂が魂に響いて来て、最初のシューベルトの導入から心酔。フランクの曲ではヴィオラの魅力が溢れるようで實川さんのピアノとのアンサンブルに音楽世界を堪能しました。お二人の共演に拍手!
田原様:品川区大崎でサラリーマン相手のコンサートで四重奏でした。(大崎アートヴィレッジ)なのに、大変真面目にきちんと4名様とも演奏してくださって好感を持ち、今日また是非お聴きしたく今日参りました。お話もとても楽しかったです。これからもご活躍ください。實川様:以前青梅BocksKiokuに来て頂き1曲からきちんと演奏してくださって好感を持ちました。演奏する所を観ていて楽しいと思ったのは初めてです。スポーツで言えば指が特にフィギアスケートだなぁ・・・と思いました。今回も顔が膨らんだり、イスから腰が浮いたり、ノリノリでしたね・・・。これからも聴きに行きますが頑張ってください!
私はヴァイオリンが大きすぎて弾いたことがないけれど、一度でいいからヴァイオリンを弾いてみたいと思いました。今日は本当のヴィオラの音が聴けてうれしかったです。
1曲目シューベルトのアルペジョーネソナタから二人の息がぴったりで素晴らしいですね。ヴィオラが応じるとピアノが答えるという、コール&レスポンスがよく表現されていました。次のヒンデミットは現代の作曲家ですのでシューベルトとは違い二人が寄ったり、離れたり結構激しい応答が味わえました。3曲目の独奏曲ですが私はジャズも好きなんだけどこれはフリージャズだよね。メロディー、ハーモニー、リズムからフリーになってる演奏は素晴らしかったですね。4曲目のフランクは好きな曲ですが、ヴァイオリンと違ってしっとりとした印象を受けました、アンコールの「夢のあとに」も好きな曲。ヴィオラのほうがいいんじゃない、そう思える出来でした。
内容が充実している企画で今回初めてでしたが、これからも期待しています。音響も意外によく安心して聴いていられます。實川さんまた来てほしいです。
ヴィオラの演奏は初めてでしたが素晴らしかったです。
東京音コンで聴いて以後、田原さんは結構聴いています。でもたいていアンサンブル。今日はソロで聴けて、所沢で聴けてとても嬉しい。しかもピアノは實川さん。これも嬉しい。好きなアルペジョーネソナタ、フランクのソナタ、これをヴィオラで聴けて最高です。ヒンデミットは有富萌々子さんが弾いたのを一度聴いているので楽しめました。
本当にお二人とも素晴らしかったです。うますぎて途中、これは本当に現実なのか?と思ってしまいました。先日(銀座)2人のデュオを聴いた時も感動したけど、今日も本当にすごかった。ヒンデミット良い!全曲好きでした。
素晴らしい演奏でした。ヴィオラのソロ演奏は初めてでしたがこんな音が出るのか!!という新鮮さがありました。
ヴィオラのリサイタルという貴重な機会に足を運ぶことができ、しかも素晴らしい実力者であるお二人の演奏が聴けたことに心からの感謝を感じられる演奏会でした。1曲目でヴィオラの美しさを知り、2曲目で力強さや奥深さ、ピアノとの掛け合いの面白さ、3曲目ヴィオラの音色の奥深さと多様性を新たに発見させられました。4曲目もピアノとヴィオラの絶妙な掛け合いに酔いしれました。田原綾子さんのヴィオラへの愛情が充分に感じられました。これからも期待しています。
(第328回演奏会)
■ 阿見 真依子 ピアノ リサイタル (1月11日)
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阿見さんの演奏を聴くのは2回目だと思いますが、各作曲家の個性を良く表現していたと思います。特に私の一番好きなブラームスは素晴らしかったです。この次はブラームスのソナタをお願いします。
「ダヴィド同盟舞曲集」を初めて聴きました。対照的な人格が交互に表現される構成は演劇的な要素もあり、音楽がより立体的に感じられました。集中力の途切れない阿見さんの演奏は迫力があり、濃密な体験でした。シューマンは私にとっては難しい作曲家でしたが、親近感を持てるようになりました。アンコール曲の幻想曲「さくらさくら」は、見事な老大木が眼前に鮮やかに浮かびました。
しなやかで情感豊かな演奏でした。アンコール曲の幻想曲「さくらさくら」は、阿見さんの素晴らしさを存分に感じる演奏でした。今回はこれだけたくさんの小品を演奏仕切る体力は、大変な事でしょう。新春早々に充分クラシックを楽しませていただきました。またご出演くださる機会を楽しみにしています。
初めて聴く曲ばかりでしたが、特にブラームスとスクリャービンが良かった。美形でもあるし感性に溢れている。アンコール曲の幻想曲「さくらさくら」は、私らに特に馴染めます。
クラシックは詳しくはないのですが、ピアノのタッチが柔らかく、やさしい感じがしました。とても聴きやすく、楽しく聴かせていただきました。
シューマンの捉え方について質問させてもらいましたが、ていねいなお応えで納得しました。ただシューマンの感情(?)の変化の唐突さは、「この人、ダイジョーブ?」という違和感があります。ブラームスの間奏曲は、今まで聴いた中で一番捉えやすかったです。ロマンチックなんだなあと思いました。「幻想曲」はクリャービンの1900年の作品という事ですが、いわゆる現代音楽(無調等の)ではなく19世紀的なのかなと思いました。そう捉える方が分かり易い。また聴きたいです。
わたしも、こんなふうにじょうずになりたいです。
大きなグランドピアノで聴きたかった。彼女の演奏と曲目なら、なおさらです。
(第327回演奏会)
■ 岸 七美子 (ソプラノ) クリスマス・リサイタル (12月14日)
pf:式町 典子
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楽器の演奏が続いていたので、ソプラノは久し振り。とても良かったです。歌手の方によって歌い方が違うので、興味深い。「アメーイジング・グレース」は感情がこもっていて、とても感動しました。情景が浮かぶ歌い方で素晴らしい。プッチーニの「私のお父さん」が好き。なんと、2部のアンコールでやっていただきました。ありがとう。ブラボー!!
ソプラノには心を癒されます。大好きです。「清らかな女神」が大好きなのですが、プッチーニ2曲と、「アベ・マリア」がよかったです。日本の歌曲は、「さくら横町」、「からたちの花」とか好きです。実力のあるソプラノの方だと思いました。ピアノの演奏もとても良かったと思いました。
年末を締めくくるにふさわしい、明るい美しい歌声に魅了されました。1部のプログラムがちょっともの足りなかったけれど、2部は大満足でした。
大変素晴らしいステージでした。これだけバラエティーに富んだプログラム、楽しませていただきました。昨日の疲れが取れました。有り難うございました。
素晴らしい企画をなさっているので、地域の方や若い方にもっといらしてもらうよう、チラシのデザインや宣伝の仕方など工夫されるといいのかなと思いました。とても楽しかったです。
岸七美子さんの歌声は大変に素晴らしく、心から感動致しました。特に、「ゴンドラの唄」、「くちづけ」は良かったです。すごい迫力で、心が震えました。有り難うございました。
歌声も素晴らしい張りのある声で、またピアノ演奏も音色がとても優しく、相模原市南区から来て、本当によかったと思います。料金については、個人的には2千円はちょっと安いと思い、二千五百円か三千円位がベストではないでしょうか。
10年以上も前になりますか、松井で初めて岸さんの歌を聴きました。どんな曲目であったか覚えていませんが、美しい声に惹かれました。長らくお名前を見かける機会がなかったのですが、松井で再び聴けて、嬉しい事です。前はオペラ・アリアは入っていなかったような気がしますが、今回は後半に入っていて、とても素晴らしいアリアでした。ブラーバー
終わって、懇親会があるといいと思います。本日は、有り難うございました。
(第326回演奏会) 松井クラシックのつどい 30周年記念特別演奏会
■ フィルハーモニア・ピアノトリオ・ベルリン (11月17日)
vn: フィリップ・ボーネン vc: ニコラウス・レーミッシュ pf: 細野 京子
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ドビュッシー、ショスタコーヴィッチ、チャイコフスキーのピアノ三重奏曲は素晴しく感動しました。若きドビュッシーの曲は希望に満ち溢れ、ショスタコーヴィッチの現代的な和音の中に興味溢れる曲があり、最後のチャイコフスキーの大曲は全曲を心行くまで聴かせて頂き、ピアノ・ヴァイオリンそしてチェロの重厚かつ美しいメロディーは心を打ってくれました。本当にありがとうございました。
初めてでしたが雰囲気も良く楽しい時を過ごさせて頂きました。演奏も素晴らしかったです。
素晴らしい演奏会でした!!
心身にじんわり響く心のこもった演奏、美しい音色、素晴らしい時間でした。
久しくコンサートには来ていなかったのですが、久しぶりに心ふるえる感動を覚えました。これを機にまたコンサートに来させていただきたいと思います。
今回は演奏者との懇談がなく残念でしたが、素晴しく、楽しませて頂きました。
とても素晴らしい演奏でこのような企画をして下さりありがとうございました。ベルリン・フィル奏者を間近に聴くことができ大満足です。選曲も良かったです。
ドビュッシーは好きな作曲家、生で家の近くの松井公民館で素晴しい演奏を聴けるのは最高の気分です。ピアノの指使いが見える席に着くようにして、流れるような曲と指の動きが連動して何とも言えないです。チェロ・ヴァイオリンも素晴らしかったです。
とても素晴らしいコンサートでした。普段通っている公民館でこんな素晴らしい演奏が聴けるとは感激でした。1つだけ残念なことがありました。ヴァイオリニストの椅子のきしみ音がして、とても気になりました。いずれにしても演奏家の皆様、スタッフの皆様に感謝します。
とても素晴らしかったです。晩秋の午後の一時、こんなに近くでピアノ・ヴァイオリン・チェロの演奏を聴かせて頂き豊かな気分になりました。音楽は唯一つの副作用のない心の薬・・・本当ですね。素晴しい企画ありがとうございました。今日のこの日を迎えるために2年前から準備をされたとの事プログラムのコメントに感激しました。
チェロの音色がこんなにも心地よいと感じたのは、新たな発見です。ありがとう。
P.トリオの演奏会は希少なため、名トリオを拝聴させて頂き感激感動です。細野さんのここぞの時のアタックの激しさに身が引き締められました。是非今後ともこういう機会を作ってください。アンコールのピアソラもありがとうございました。
最高の演奏、涙がでそうです。ありがとうございました。
普段ピアノトリオを聴くことがありませんでしたが、本日、生でその素晴らしさを改めて知ることが出来ました。今後、聴くジャンルが広がった事に感謝いたします。ましてやベルリン・フィルを招く企画、ありがとうございました。
三重奏を聴く丁度良いホールの規模であるだけでなく、何より演奏に圧倒されました。3人の演奏家の技量が何より素晴しく、しかも拮抗していて思い切り浸れました。プログラムも変化あり、新鮮でした。プロモート・プロデュースのどれだけ労力を要したか、感謝です。
すばらしい演奏に感動しました。松井コンサートはいつも楽しみにして来ます。内容が良くて期待以上です。
素晴らしい演奏を聴かせて頂き感謝します。このお値段で聴けるなんて夢のようです。全身全霊で演奏している姿は美しいですね。
いつもながら会場の音響が最高です。本日のような質の高い弦とピアノの音が冴えわたります。飾り気のない仕上げも清潔感、品格が醸し出されていて豊かな気分になれます。当然のことながら演奏最高でした。耳が保守的にできているせいか最後のチャイコフスキーが一番身に沁みました。
初めての参加でした、素晴らしさとレベルの高さに感動しました。演奏者の方々に心からお礼を申し上げます。
コンサートの手づくり感がとても心地よいです。
チャイコフスキーはピアノがフルコンまでいかなくてもコンサート用グランドピアノで聴きたかった。
密度の高い上質の室内楽を演奏者の傍らで聴けて最高でした。
松井にこんな立派なホールがあるとは知りませんでした。近くなのでまた機会が合えば来させていただきたいと思います。30周年おめでとうございます。世界的な演奏者の方の演奏が聴くことが出来て幸せです。2番目の曲のヴァイオリンの音が少し低い音が2度ほど出たところが気になりました。私もピアノの経験があるので音には多少うるさくて済みません。ただ東京で聴けばもっと高いのに、地元所沢でこんなに手ごろな値段で本格的なクラシックが聴けるのは恵まれていると思います。
とてもいい一日を過ごさせて頂きました。ありがとうございました。
素晴らしい演奏会を実現して下りありがとうございました。選曲も大満足でドビュッシーとチャイコフスキーの演奏が聴けて大満足でした。力強さ、美しさ・・等々引き込まれました。
一番前で聴きました。まるでサロンで聴いているみたいでした。世界トップの演奏者の皆さんの素晴しい演奏を楽しみました。
素晴らしい演奏でした。又松井にきたいと思います。スタッフの皆様ご苦労様でした。
音が素晴しかったです。いい演奏者でした。本日に至るまで準備、本当にお疲れ様でした。地元のボランティアの力でここまでの演奏会が可能になるとは・・・!!これからも素晴らしいコンサートの開催に向け頑張って下さい。
松井クラシックのつどい30周年おめでとうございます。まさかベルリン・フィルの音が聴けるとはすばらしい。ありがとうございました。
クラシックは普段あまり聴かないのだが、ピアノトリオということで聴きに来ました。どれも初めて聴く曲だったが、それぞれ想いがあふれているようでとても良かった。演奏家さん達すべて素敵だったが、ヴァイオリンの情熱を感じて感動した。
アットホームな雰囲気ながら、本格的な演奏を聴くことが出来る素晴しい機会だと改めて実感しました。演奏は曲の構造や楽譜が手に取るように分かり、作曲家のやりたかったことが伝わるもので、聴くことができて本当に良かったです!ピアノ、ヴァイオリン、チェロのバランスが絶妙でした。
とても良い心地でした。胸にジーンときました。ありがとうございました。
アンサンブルの緻密さスケールの設定の見事さ。すばらしかったです。時々こんな企画が有ったらなお素晴らしいと思うのは欲ばり過ぎ・・・。
身近で超一流の音楽を聴けて感動した。あまり生演奏では聴けないプログラムで興味深い、特にドビュッシー。チャイコフスキー最高!
チャイコフスキー凄かったです。トリオを越えていました。たった三人で交響曲を演奏していました。演奏者と同じ高さで聴ける貴重な経験をさせて頂きました。迫力すごかったです。
こんなに近くで見て聴けて嬉しいです。演奏者の表情や合わせる様子まで分かるほどでした。ヴァイオリンもチェロも明るく優しい音色と決然とした音との差がハッキリしていて良かったです。ドビュッシーは〝らしくない″曲でしたが、今回聴く機会が持てて良かったです。オブリビオンもとてもきれいでした。演奏者の方々の笑顔が気持ち良かったです。会場が(特に後半)少し寒く感じました。
演奏を十二分に楽しませていただきました、最高でした!余韻に浸って帰ります。
息のぴったりあった超一流の演奏をこんなにも間近で聴かせて頂き感動しました。この空間を共有でき幸せです。
はじめてトリオの演奏聴きました。客席と演奏者が近い分、迫力が直接伝わってきました。とても素晴らしかったです。演奏に引き込まれ音楽に浸ることが出来ました。
まいったな~!こんなに完璧な音楽空間に出会えるとは!奏者3人の呼吸が渾然一体!暖かくて優しくて、しなやかで強い!作品の生命が演奏者によって、かくも豊かに表現されるとは!至福の体験でした!アンコール曲は日本人の感性にピッタリ!最高!
超一流の演奏家の演奏を視近距離で聴くことができ、音の息吹を充分に楽しませていただきました。 曲目もどれも美しく夢見るような曲でと思っていたら、3曲目はそんな言葉ではすまされない大曲でした。演奏家のエネルギーあふれる名演でした。3人の息の合った演奏に酔い痴れた贅沢な時間を過ごさせて頂いて本当にありがとうございました。
演奏家達の演奏に聴きほれました。
(第324回演奏会)
■ 髙橋 望 ピアノ リサイタル (9月14日)
髙橋 望 × バッハ・パルティータ
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・大変ホールとバッハの演奏の響きがマッチしてよく楽しめました。
低域から高域まで音がクリアで一音一音がはっきり又、ppからffまできれいな音でした。指使いが見られたのも嬉しかったです。あたたかな愛溢れる場所でアーティストの方も幸せですね。素晴しい活動と思います。
バッハの音楽との決定的邂逅(であい)についてうかがいたいと存じましたが時間がなかったようです。
パルティータ×3という一見地味なプログラムですが、大変期待して伺いました、実際素晴しい演奏で退屈するところがありませんでした。バッハの時代はこのようなコンサートが行われたわけではないんですよね?どのような演奏機会・聴衆をイメージして作られた曲なのだろうかと思いました。
本当に素晴しい演奏、もっと多くの方々に髙橋望さんを知ってもらいたいです。
ピアノの音色が良く響き、曲の感じを出している。第2部の演奏も良かったです。
ひと粒ひと粒きれいな音でした、2番のアルマンドが特にきれいでした。
髙橋さんのバッハは詩情に溢れ、音楽的でますますファンになりました。
パルティータは余り聴くことがなかったので、今回はとても良い機会と思いました。演奏はとてもよかったので遠くへ来た甲斐がありました。ピアノの音色が少しチェンバロに近いようにキンキン響くように聴こえました。やはり調律の仕方なのでしょう。
久しぶりバッハを聴きやはりバッハはいいなあとつくづく思いました。髙橋さんの演奏でバッハの別の曲の演奏会を企画して頂きたいものです。演奏者との懇談も良かったです。
清澄なすばらしい演奏でした。ドレスデン便り楽しく拝読しました。来春のゴールドベルク、又楽しみにしています。
かろやかで良かった。解説も良かった。
久しぶりのバッハの名曲をお聴きして感動しました。心配事、悲しみ、怒りの気持ちを静めて下さりありがとうございました。お一人で長時間の演奏、大変だと思います。バッハのエピソードも面白いし、ピアノの調律も良かったとのことでした。モーツァルトもベートーベンもお手本としたと思われるバッハの曲は安心できてすばらしい。
まさに至福の時でした。バッハをモダンピアノで表現するすばらしさ。
パルティータを連続して、ピアノで真正面から聴く経験は初めてでした。髙橋さんの演奏は端正で、正確であることが、シンプルでも最大の説得力を持つということを改めて理解しました。途中でバッハの人間味溢れるエピソードも紹介していただき、後半は又違った気持ちで聴くことができました。演奏に揺らぎがないので、バッハの音の世界に集中することができました。
選曲ついて演奏者が挑戦し楽しみ聴き手を引き込む様な演奏でした。別のバッハも聴いてみたい、それからベートーベンを。
優しい音のつながりに心癒され、力強い音に心励まされ、心に響く演奏を有難うございました。とても素晴しかったです。トークも楽しかったです。演奏者との懇談が設けられているのもユニークで素敵ですね。色々なお話が聴けてとても良かったです。バッハに合わせてくださった調律さんにも感動しました。
もっと若い方々にも会場に足を運んでもらえるといいですね。折角の素晴しい演奏会なので。
①演奏では何よりも音がきれいだったことが特筆されるべきだ。ピアノの制約がある中でむしろそれを逆手に取ったように、チェンバロの様ですらあることに楽々まとめていたこと、特にトリルの心地よさを大いに楽しみました。パルティータの第4番では2曲目のアルマンドに重点を置き、ゆっくりと弾き込んでいたことが新鮮でした。そのことでサラバンドが退くことを計算に入れて他の曲も繰り返さない(質問に対する答え)など意図のはっきりした演奏だったのですね。②コンサートで最も感心したのは、30年の長きに渡って自主公演として続けられてきたことで、主催の方々に心から敬意を表します。
(第323回演奏会)
■ 山澤 慧 チェロリサイタル (7月13日)
ピアノ:阿見 真依子
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昨年からチェロの演奏を聴く機会が何度もありましたが、無伴奏の演奏は初めてでした。チェロのやさしさや奥深さがとても心地良かったです。ベートーヴェン、ブラームス、バッハと懐かしい作曲家の曲は、素直な気持ちになれて、嬉しかったです。
ブラームスが素晴らしかったです。重い曲想の中にも激しさがあり、とても共感しました。雨続きの天候のせいもあったでしょうが、アンコールのバッハは、嵐が静まった後に雲間から一筋の光が射す様で、風景画を見ているようでした。山澤さんの現代曲も聴きたいです。
ピアノとチェロとの演奏で、各々の音色が良く演奏されており良かった。時々、チェロの演奏は素晴らしい音を出しており、ピアノとマッチしていた。チェロの独奏も幅広い音域を出して、独特の雰囲気を感じさせました。アンコールの曲も素晴らしかった。
素晴らしいコンサートでした。阿見さんのピアノのくっきりとした音色に、柔らかい空気のように響く山澤さんのチェロの音で始まり、次の無伴奏4番は、寡黙な男の心の独白を聴く気分。後半の開始はチェロの世界に完全に惹き込まれ、音色に酔いしれました。ラストのブラームスはチェロとピアノが存分に力を発揮。曲想の斬新さもあって、圧倒されました。興奮の会場もアンコールのG線上のアリアでクールダウンされ、松井の音楽を堪能しました。
まだ鳴っているチェロを持って、立ちあがってしまってはまずいよ!(BWV1007)ブラームスは素敵でした。イキイキとして感情に溢れていて。
ブラームスのチェロソナタ、感動致しました。又、伺える日を楽しみにしています。いつぞやは邦楽四重奏団との共演でも素晴らしい演奏を聴かせていただきましたが、今日又、拝聴できます機会をいただき、楽しい時間となり、感謝しています。
ブラームス、素晴らしかったです。包み込まれるような音に感動しました。コンサートの運営は、ボランティアの皆様のお力とのこと、有り難うございます。
「ユダ・マカベウスの主題による12の変奏曲ト長調」は、繰り返されるメロディーがやさしく心に広がって行きました。素敵な世界に浸ることが出来、有り難うございました。
明るい音色で、特に高音がきれいだったと思います。ピアノともすごく息があっているように感じました。
バッハ4番、特にプレリュードの集中力が素晴らしかった。ピアノはコンサート用でなく奏者がかわいそうでした。
ブラームスがとても良く、感動しました。
少し短いポピュラーな曲も入れて欲しい。(鳥の歌、フォーレの曲等)
(第322回演奏会)
■ Duo Iris (真野 謡子 vn、後藤 加奈 pf)ブラームス / ヴァイオリンソナタ全曲演奏会(5月11日)
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両人共に素晴しかったです。私自身好きな作曲家がブラームスとプロコフィエフなので今日のプログラムは良かったです。
前半の2曲は地味でしたが、後半のソナタ3番は俄然精彩を放つ曲想で目が醒めた。同じプログラムでもこれほどの差異。作曲家の生涯を垣間見る思いでした。
第1番の最初のヴァイオリンの美しい音色ですっかり引き込まれてしまいました。これは演奏者との距離が近いのが良いのではないかと思いました。こんな近くで聴けるこの会場は、このホールではどこに座ってもS席になるんですよね。普段ではほとんど聴くことのない曲目を今日は真正面から聴くことになってとても良い気持ちになりました。やっぱり3番が一番盛り上がって良かったと思っています。
ヴァイオリンとピアノの音色が素晴しかった。特にヴァイオリンの音色に感銘を受けました。
若い実力の有る演奏は毎回非常に楽しんでいます。又、会場スタッフの手作り感の有るコンサートで良かった。ブラームスのヴァイオリンソナタは初めて聴きましたが、交響曲とはまた異なった味が有ると感じました。松井クラシックは演奏後の奏者とのお話が有るのが他にはない企画で特長となっていると思います。
ブラームス、ヴァイオリンソナタ全曲演奏という企画に注目しました。ヴァイオリン三昧で満喫。第3番が感情移入されていて良かったです。演奏者としてはどの作品が最も好きですか?
とても良かった。演奏の後のお話しもとても参考になりました。
後藤加奈さんのピアノいつも聴かせて頂いてありがとうございます。益々のご活躍を応援しています。
ブラームスのヴァイオリンソナタ、3曲しかないことも知らずに聴いていました。メロデイーだけは頭に入っていて、ずっと楽しんできました。ソナタ全曲聴くのは初めてで、1番の雨の歌、季節にぴったり、素敵でした。第3番、3楽章除いてシットリした感じ、よく聴いてきた聴き慣れたメロデイーでした。
本日は素晴しい音をありがとうございました。音が響き合い、高め合っていて本当に意気が高まってくる思いでした。お二人の演奏は何回か聴かせて頂いていますが、回を重ねるごとに意気が合い、素晴らしくなっていると感じました。お二人の日頃の精進に頭が下がります。これからもよい素晴しい音を一人でも多くの人に届けて頂ければありがたいです。至福の時を本当に有難うございました。
とても素晴らしかったです。加奈さんのピアノは何回も聴きましたが、今日もとても良かったです。真野さんのヴァイオリンもとても良かったです。
(第321回演奏会)
■ ピアノ連弾で聴く交響曲 ~ 角野裕教授門下生による ~ (5月11日)
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オケで聴く交響曲とは違った趣で、とても興味深かった。ベートーヴェン7番の2楽章は、編曲のせいか、または、旋律のせいか、耳がピアノ演奏に慣れてきたせいか、ピアノのコンチェルトの様に感じて、違和感がなかった。「悲愴」は特に3楽章が素晴らしかった。フルオケに負けないスケール感が出ていた。手にアセかく演奏でした。
ドレス姿の美しい女性が並ぶと、それだけでお姫様の物語の中に居るようで、演奏前から夢見心地になれました。(男性演奏者の方々ごめんなさい。)オーケストラのエッセンスが連弾譜という説明を最初にしていただいたので、イメージを膨らませながら聴く事が出来ました。二人でというのは難しいのでしょうか、心強いのでしょうか。ブラームスの「悲劇的序曲」は初めて聴きました。低音部の響きが心に残りました。「悲愴」も素晴らしい演奏でした。特に第3楽章は連弾ならではのボリュームがそのまま説得力となって、胸に迫りました。
在学中という若い方々も素晴らしい演奏で、曲目もよく知っているもので、大満足しました。前回も、連弾を聴きましたが、次回も期待しています。私も98歳ですので、いつまで聴きに来られるか分かりませんが、生きている限り聴きに来ます。
近いので、もう何回も聴きに来ています。若い方々を応援したい気持ちでいっぱいで、毎回聴いています。今日は気持ちが高揚し、よい一日になりました。
初めて伺いました。最初に角野先生の解説があって、とても理解が深まりました。現代と違い、音楽を楽しむ・音楽に親しむ機会が極めて限られていたことに初めて思い至りました。作曲当時の時代背景を知ることで、現代の私たちの有り難さ、また、当時の限られた機会だからこそ、当時の庶民たちの音楽に対する渇望を理解出来たように思います。演奏者のレベルに圧倒されました。また、めくりの方の正確さにも感銘を受けました。演奏の方と一体となって、演奏しなくてもオーラが感じられました。ベートーヴェンの3楽章、4楽章の演奏は特に素晴らしかった。
聴き慣れた交響曲のメロディーが一糸乱れぬ連弾で、ビシビシ演奏されます。素晴らしい。角野先生のご退職で今回限りというのは、とても残念な事です。
素晴らしい演奏で感銘致しました。このような形の連弾は、初めて聴かせていただきました。こちらのピアノの歴史を少しスタッフさんから、お聴き出来て嬉しく思いました。ピアノも喜んでいることでしょう。私も楽しませていただきました。
交響曲のピアノ版は後世の人が編曲したものだと思っていましたが、そうではなく、作曲者自身がピアノ版を作曲していたことが分かりました。昔は通信とか録音とかが発達していなかったからなのですね。初めの角野先生の説明分かりやすく聞きました。
前回と同じく角野教授門下生の斎藤里菜さんの演奏を楽しみに娘と一緒に来させていただきました。連弾で聴く交響曲シリーズの最後という事で、とても良い演奏を聴かせていただきました。
ブラームスは元々余り好まないからか、連弾として面白く感じられなかった。ベートーヴェンのプレストとチャイコフスキーのスケルツォで異音と思える処があった。小生の耳が不良か。全体にテンポが過早な気がする。これはあくまで個人的な好み(小生75歳)。チャイコフスキーのアダージョは聴かされた。拍手などしてはもったいない位。
大変面白いプログラムで楽しめました。この連弾企画がさらに続ければと願っています。
若い方々が一生懸命精進しているのが、素晴らしかった。
第1部、2部共に素晴らしい演奏でした。ピアノの連弾の響きが良く、演奏者の努力が見られた。
とても素晴らしい演奏でした。ていねいに音を紡ぐ様に震えました。
以上